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作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
百合と剣 その後 丼兵衛氏 スタン×エミリア(リオン)×ルーティ 2004/03/07 -

「お前、ヘソ出しの格好も似合うんだな」
青年は目の前にいるレンズハンターの服を着た少女の姿をまじまじと凝視していた。
「アイツにそっくりかと思ったら、結構微妙な所が違うなぁ…」
「あまりじろじろ見るな」
かなりの美貌を有した少女は自分の姿を凝視されるのが恥ずかしいのか、僅かに顔を
赤らめて横に逸らし、恥じらいの表情を浮かべていた。

…この少女は、かつては「リオン・マグナス」と呼ばれた"裏切り者"であったが、
彼の実の姉であるルーティの機転(?)により、実の妹…エミリア・カトレットとして
第2の生を受ける事となった。それだけならば美談で終わりそうなものだが、女体化
早々実の姉(及び相棒)に処女を奪われたり、かつての仲間に犯されたり(しかも、
目の前で見ているスタンにも)と、あたかも不運の女神が見放していないとばかりに
様々な形で散々な目に遭わされていた。

そのような訳で、性別問わず相手を受け入れてきた為か、姉以上に身体が発育しており
心なしか妖しげな秋波まで醸し出している始末である。
勿論、腰にぶら下げているのがルーティのソーディアン『アトワイト』よりも一回り
大きい『シャルティエ』であった事も姉との容姿の違いを印象付けていた。
「…ルーティよりもスタイルがいいな。お前は白タイツの王子様ルックも良かったが、
こっちの方も中々似合ってるぞ」
「姉さんと違って、僕は露出狂なんかじゃないぞ。訳あって着ているだけだ」
実は、ルーティに"実の姉妹だからお揃いで十分通用するわよ。お金は大事だよぉ〜"
とよく分かったような分からないような理屈を付けられて姉と同じレンズハンター服
を着せられていたのであった。
<僕はメイド服の方が坊っちゃんに似合うと思ってるんですがねぇ…>
腰に吊っていたソーディアン・シャルティエがぼそっと独り言めいた言葉を囁いた。
「シャル?」
<…何でも無いですよ>
<何にせよ、お前は華があっていいな。俺の主人は華とは無縁の筋肉馬鹿だからな>
いつの間にかスタンの手元に戻っていたソーディアン・ディムロス(スタンの言に
よれば、リリスから贈られた『誕生日プレゼント』との事)が冗談めかした口調
で冷やかした。
「ディムロス、幾らなんでも"筋肉馬鹿"は無いだろうが!」
「…確かに、それは当たってるな。まぁ、こいつらにも積もる話はあるだろうから、
物置にでもしまって置こうか」
2人の吊革から取り外した2本の剣をスタンが取り上げ、クロークへと運んだ。
<…俺達にそんな趣味は無いぞ>
久々の再開で上機嫌なのか、ディムロスは更に冗談を飛ばした。
「剣の分際で一体何をするつもりなんだよ?」
<お前達がこれからする事だ>
「…悪かったな」
<悪くは無いさ。今となっては正式に契りを交わしても全く不自然な点は無かろう。
それよりも、お前には勿体無さ過ぎる上玉を振るのは罰当たりもいい所だぞ>
<そうそう、ヤリ逃げなんてした日には坊っちゃんに八つ裂きにされるからね>
「………」
「リオンっ!」
スタンはエミリア=リオンとかなり深く口付けを交わした後、赤い当て布越しに乳房を
鷲掴みにした。これまで散々揉まれたせいなのか、姉のそれよりも大きめの乳房は刺激
を受けてすぐに反応し、布越しに乳首を浮き立たせた。
「そうがっつくな。僕は姉さんのよりも大きいからこんな事も出来るんだぞ…」
エミリアはスタンの頭を両腕で掴むと、胸元に強く押し付けた。
「んふっ・・・、リオンのココ、柔らかくて暖かい…」
スタンは当て布を指でずり下ろすと、きめの細かい素肌に直に顔を埋めた。
両手は臀部の部分をしっかりと掴んでおり、ツンと締まった尻をゆっくりと撫で回し
ている。
ルーティにこんな事をしようものなら、往復ビンタが炸裂した上にトドメの
回し蹴りを食らいそうなものだが、エミリアはスタンに成すがままにさせていた。

「鼻息を立てるな。生暖かい上にぞくぞくして気持ち悪いぞ」
「あ、ゴメン…じゃ、こんなのはどうかな?」
そう言うと、スタンは己の唇を剥き出しの乳首に寄せ、優しく吸い上げた。
「ひぁっ!」
「黄色い声上げちゃって、リオンちゃんたら可愛いなぁ〜」
「う…うるさいっ!」
エミリアは顔を真っ赤にして反論したが、調子に乗ったスタンは乳首に歯を当てて
乳首の味をじっくりと味わうかの如く甘噛みした。
「うぁぁぁ…ん!」
「スゲェ…アソコがぷっくり浮きあがってる」
乳首を舐め回したスタンは、黒のホットパンツの丁度股間に当たる部分に顔を埋め、
うっすらと浮きあがった割れ目をまじまじと凝視していた。白い肌の映える綺麗な
太股の付け根を両手で押し上げ、M字の態勢で股を開かせた格好である。
エミリアは端正な美貌を赤く染めて口を閉じていたので、スタンはうっすらと湿り気
を帯びた股間の膨らみを舌で突ついた。
「ひぁっ!、・・・どこを触ってるんだ!」
「お前がココに仕込んでる豆」
「ひぃっ!?、・・・こ、このスカタンのくせに・・・」
お陰で、ホットパンツの股間の部分はスタンの唾液とエミリアの愛液に塗れて光り、
光沢を帯びた黒い布地は更にエミリアの秘所の形を浮き上がらせていた。
「しかし、お前に付いていたアレは一体ドコに消えたんだ?」
「・・・知るか!」
「ふ〜ん、じゃココかな?」
スタンは右手を太股から離すと、ホットパンツに浮き上がった割れ目に人指し指を
押し当て、ゆっくりと割れ目に挿入した。
「ひぁぁっ!!」
「反応はいいみたいだな…、よし、スタンお兄ちゃんがじっくりと調べてやろうな!」
「・・・こらっ・・・ちょっと・・・スカタン・・・やめっ・・・」
ホットパンツを膝の上までずり降ろされ(この場合はずり上げたとでも言う方か正しい
のだが)、露出した貝柱をスタンに舐め回され、エミリアはやたらと甲高い声を上げて
艶やかに喘いでいた。
スタンに散々刺激を与えられたそれは、唾液に塗れた上に愛液を吐き出した為に秘所
に僅かに生えた恥毛にしっとりとした艶を与えている。

「…下拵えも済んだ事だし、そろそろ入れちゃおうかな」
スタンは唾液と愛液塗れの顔を上げると、エミリアの太股を抱えてから己のかなり太い
剛直を割れ目に押し当て、一気に挿入した。
「うりゃっ!!」
「ひぐっ!?」
大分入り易くなったとはいえ、スタンのかなり太めの剛直をエミリアの小ぶりな割れ目
に挿入するのはまだ容易ではなく、一度では半分の長さしか入らなかった。
「くっ・・・いててててて!」
「馬鹿っ、・・・無理に入れるんじゃないっ!・・・僕の身体が壊れる!」
「わ、分かってる!、もうちょっと優しく・・・っと」
エミリアの秘所がスタンの剛直を奥深く咥え込んだ時、唐突に人影が2人のいた部屋
に飛び込んで来た。
それも、彼等のよく知る人物が…。
「ハイハーイ、お楽しみの所をお邪魔するわよ!」

突然闖入してきた人影を見て、スタンは事の真っ最中だという事も忘れて呆然とした。
「る、ルーティ?!…さん?」
スタンとは対照的に、エミリアは眉一つ動かさず、しかしスタンの身体をしっかりと
掴んで離さないでいた。
「姉さん、遅かったじゃないか」
「ゴメンゴメン!、頃合を見計らってたのよ。途中で逃げられても厄介でしょ?」
そう言いながら、ルーティは片手に持っていた手持ち鞄の中身をゴソゴソとまさぐり
始めた。そして、鞄から出てきたルーティの手に握られていたのは、凶悪な黒光りで
存在感を示しているかなり太くて大き目のディルドーであった。
「…一度アンタを、この特製の張り型でヒィヒィ鳴かせてみたかったのよね」
ルーティは淫靡な笑みを浮かべながら、ディルドーの先端をぺろりと舐めた。

「リオン…放せぇ〜!、ぬぅ、ぬっ、抜けない…」

スタンは逃れようにも己の太い剛直が抜けずにいたが、ルーティはそれをいい事に
ホットパンツに空いた窓にディルドーを仕込むと、スタンの臀部を両手で抱えた。
「おいっ、るっ、ルーティさんっ!?」
「ぬっふっふっふっ…、スタン、悪く思わないでネェ…」
ルーティはスタンの穴にディルドーを当てがうなり、間髪入れずに己の腰を激しく
打ち付けた。
「うぎゃっ!!」
いきなり火掻き棒を突っ込まれたかのような激痛に、スタンは悲鳴を上げた。
「痛かった?、…ま、じきに良くなるわよ。じゃ、動くからね」
ルーティは慣れた腰付きでピストン運動を始めた。端から見れば女2人に男1人が
嬲られている格好である。見様によっては女3人の百合行為にも見えなくは無い。

「いっ・・・ひっ・・・いっ・・・嫌だぁ・・・んっ・・・・・・」
下半身から伝わってくる痛みと、それに伴う気持ち良さの為に、スタンの口からは
喘ぎ声が漏れ、半開きの口元からはだらしなく涎が垂れている有様である。
「うぁ・・・うぁぁぁぁ・・・ん!!」
「くっ・・・!」
絶頂に達したスタンは男にしてはかなり悩ましげな嬌声を上げるなり、繋がったまま
だったエミリアの秘所の奥深くに白濁液を放出した。
エミリアも、スタンの逞しい背中に両手を廻して恍惚の表情を浮かべた。

「ちっ!、案外堪え性の無い奴ネェ…」
ディルドーをスタンの身体から抜き出したルーティ姉さんは些か不満げであった。

哀れ、後ろの童貞をよりによって女性に奪われたスタンは、仰向けの体勢で尻を
丸出しにしたかなり情けない格好で失神していた。
その横で、同じ格好をしたカトレット姉妹が懈怠な笑みを浮かべていたが、2人は
お互いの顔を突き合わせると瞳を閉じ、激しく唇を重ねた。
ルーティの手がエミリアの臀部に廻し、ホットパンツで一層強調された形の良い尻を
ゆっくりと撫で上げた。
「何度も抱いてみたけど、やっぱアンタってイイ身体してるわよねぇ…」
「姉さん…アイツが僕の誘いに乗らなかったら一体どうするつもりだったんだ?」
「寝込みを襲って無理矢理。それにしても、アンタも結構好きネェ…」
「姉さんこそ。それで、ウッドロウとは連絡が付いたのか?」
「もちよ。あの色黒変態男がスカタンに気があるって聞いたから今度の計画を実行
したもんよ。ひょっとしてスカタンを監禁したまま調教しちゃうかも…ケケケ!」
「姉さん…」
「なぁ〜に、ヤッパ世の中ゼニよ…ケケケケケ!」
                  *
その後、”英雄王のお妾さん”の密かなゴシップと共に、四英雄の1人と目されるルーティ
が”自分の妹”と称する美少女を引き連れて活躍した噂や話の類が方々で囁かれた…。


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