総合トップSS一覧SS No.2-022
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
無題 647氏(2スレ目) リオン×ルーティ
×シャルティエ(スタン)
2002/12/28 -

あの戦いから数ヶ月が過ぎた頃の物語である。
「彼」は死んだ筈であった。否、死んだのは「彼」という存在であった…。

「今度は何を飲ませるつもりだ?」
リオンは彼の姉(要するにルーティなのだが)から渡された怪しげな薬を怪訝そうに
睨んでいた。一度は死んだと思われていたが、スタン達によって何とか回収された
遺体に辛うじて生命反応がある事が分かり、姉の献身的(?)な介護で回復していた。
「やーね、薬よ、薬!」
「だから、何の薬だと聞いているんだ!」
「とにかく、飲んでみてよ。飲めば判るわ」
「そんないい加減な理由で飲めるか!!」
リオンが拒むのも無理は無い。姉(ルーティ)は時折とんでもない薬をリオンに飲ませて
反応を楽しむ事があるからだ。前など、「気付け薬」と称した精力剤を飲んだ為に彼の
一部分が元気になってしまった事があった。他にも、服用すると猫耳と尻尾が生える
という訳の分からない代物も含まれていた。それを飲まされ、抵抗しつつも猫じゃらし
を見せられて体が勝手に動き、いいように遊ばれてしまったという苦い経験があった。
「仕方が無いわねぇ、姉さんの言う事が聞けない悪い子は…」
ルーティはリオンから素早く薬をひったくると、口に含んだ。そして、リオンの鼻を
塞ぐと共に唇を奪った。
「んー!!、ん…、う………」
リオンは抗う間も無く、口移しで薬を流し込まれてしまった。
「汚らわしい。しかも、こんな形で僕の唇を奪うなんて…」
「あら、あんた初めてだったの。まぁいいわ、お楽しみはこれからよ、ケケケ……」

それからしばらくしてから、リオンは物凄い高熱と眩暈に襲われ、伏したベッドの床が
大荒れの海に揉みくちゃにされる船の上にいるような感覚に見舞われていた。

「うぅ…、あ、熱いよ……。シャル、シャルぅ………」

おまけに、全身が熱と共に変形しているような錯覚を伴っている…とリオンは思って
いたが、まさか本当に自分の体が「変形」しているなどとは夢にも思っていなかった。

「う…、んぅ……、はぁ………」

意識が朦朧としていたので、気付かぬ内に胸と臀部は少しづつ膨らみを増し、反対に
ズボンの膨らみは滑らかな土手に変化していった。

そして、ルーティがリオンの服を持って寝室に入って来た時には、極上の美少女が
ベッドに横たわっている事となった。しかも、全く無防備な姿で…。

「う…、う〜ん………、!?」
やっとの事で目覚めたリオンは自分の身に起こった異変に気が付き、気分の悪さなど
は即座に吹き飛んでしまった。
いつの間にか寝巻きの代わりに青の制服にタイツの服を着ているというのもあったが
そのような事などは気にならない位の変化に戸惑っていた。

(違う…、明らかに違う!)

リオンは自分の胸に二つ出来た『腫れ物』に恐る恐る触ってみたが、掌に返ってきた
のはゴム鞠のような柔らかな感触と奇妙な快感であった。

「あ…、や、柔らかい…。まさか………」

股間に手を伸ばしてみると、本来はあるべき『もの』が見当たらず、つるつるとした
曲線があるばかりであった。
「僕は、お、女になったというのか………?」
「その通り!!」
気付くと、ルーティが傍に居てまじまじとリオンの体を見つめていた。
「あの薬のせいで…。姉さん、何故こんな真似を……」
リオンはショックを受けつつも何とか尋ねた。
「だって、あんたは方々で名前と顔が知られた『反逆者』なのよ。いつ素性が知れる
が怯えるよりも、あたしの『可愛い妹』になって新しい人生を歩んだ方が遥かに幸せ
だと思ってやったのよ!!」
確かに、それも理由なのだろうと思ったが、明らかにそれだけでは無いという事は
ルーティの態度からして分かった。
「う…、近寄らないでくれ!!」
リオンは思わず両腕で胸を隠して太股を閉じたが、却ってそれはルーティの加虐心を
増長させる事となったのか、ルーティは益々邪悪な笑みを浮かべた。

「仕方ないわねぇ、お姉さんがたっぷりと体に教えてあげるわ…『エミリア』ちゃん」

「あっ、んっ、やめ………、ん…はぁん………」
リオンは何とか抵抗しようとしたが、体が思うように動かない事に加えて脾力が少女
並になってしまっていた。勿論、「極悪レンズハンター」として名高いルーティの魔手
からは到底逃れられず、背中から押え付けられ、胸をつかまれてしまっていた。
「どう、感じるでしょ?。それにしても、立派なオッパイねぇ〜」
「だ、誰が、感じているものか………」
言葉では強がってはみたものの、明らかに息が荒くなっており、おまけにその快感を
享受しようとしている自分に気付いたリオンは慄然とした。
もし、快感に負けて身を委ねてしまえば、今までの男としての自分を全て否定されて
しまうような感覚がリオンを恐怖に陥れた。

(ここで負けたら…、シャル、マリアン………)

「あらぁ、もっと大きな声出してもいいのよ、エミリアちゃ〜ん」
「僕は…エミリオだ!」
リオンは気力を振り絞ってこの理不尽な状況に抗おうとした。しかし、狡猾なルーティ
はそのような反応も織り込み済みといった感じで切り返した。
「あんたねぇ…、そんな状態で誰もあんたの事を『男』だなんて思わないわよ。
しかも、あんたのアソコは大変な事になってるみたいだしねぇ(ケケケ!!)」
「これ以上、僕の体に触ったら、例え姉さんでも許さないぞ…」
「やっぱ、言葉で言っても分からないお馬鹿サンは体で分からせるべきね、ほら!!」
ルーティはコソ泥の如き(似たようなものだが)敏捷さでリオンの制服をベルトごと
まくし上げると、タイツに張り付いていた土手に掌を掴んだ。
「ほぉ〜ら、こんなに濡れてて、やらしい音を立ててるのにねぇ〜!」
リオンが自分の下半身を見やると、白いタイツが股間の滑らかな曲線にぴったりと
張り付き、ルーティが掌を擦りつける度に大きな水音を立てていた。
「ほら、あんたのアソコが『アレが欲しい』っておねだりしてるわよ!!」
「うぅぅ………」
「ほらぁ!、メソメソ泣いてないでとっととお姉さんに従いなさい!!」
ルーティの手には小型のナイフが握られており、しかも『煩悩一直線』という一語しか
眼中に無いといった様子で、『可愛い弟の為』という当初の目的(例え建前だとしても)
すらも宇宙の彼方にすっ飛んでしまっていた。
「やだぁ、やだぁっ!!」
リオンは身をよじって逃げようとしたが、散々ルーティに体を弄ばれてしまった為に
芋虫の如く体をよじらせるのみであり、あっさりとルーティに押さえられてしまった。

「♪けぇせらぁせぇらぁ〜 なぁるよぉになぁるぅ〜…」

ルーティは陽気に歌を口ずさみながら、リオンのタートルネックの上着とタイツに刃を
立てて少しづつ布を切り取っていった。

「♪すぅぐぅさぁきぃはみぃえなぁい〜 おたぁのぉ〜しみぃ〜…」

上着の切り取られた部分から形のいい胸とピンク色の小ぶりな乳首が覗き出し、タイツ
からは艶のある余り濃くない黒い茂みが姿を現した。

「♪けぇせらぁせぇらぁぁ〜…っと!」

ルーティが歌い終えた時には、大事な部分がすっかり切り取られて露出していた。

「女の子の慰め方って気持ちいいでしょ………」
ルーティはリオンの両手を掴み、左手は胸に押し付けて右手は秘貝の割れ目に指を
入れて無理矢理自慰をさせていた。秘貝は指を出し入れする度にくちゅくちゅと音を
立てて蜜を出し、タイツを益々濡らしていた。

「ひっく…うぅ……、シャル……シャルぅ………」
「ケケケ…やっぱあんたってあのタッパに恋しちゃってたのねぇ〜」
「ち…違う…、僕とシャルは………」
「隠すこたぁないわよ。マリアンはあんたが死んだって思ってるし、タッパだったら
正体も簡単にばれないしね」

まさか…、とリオンは喘ぎながら嫌な予感がした。
「じゃじゃーん!!」
案の定、ルーティが取り出したのはシャルティエだった。

<ぼ…、ぼっちゃん………>
シャルティエもこの異様な光景を目撃していたらしく、ショックを受けている様だった。

「しゃ、シャル…、み、見ていたのか…?」
<ぼっちゃん、とっても可愛かった…。けれど…僕はぼっちゃんの求めには………>
「シャル………」
「シャル、今は『ぼっちゃん』じゃなくて『お嬢ちゃん』なの。それに奥の手だって
ちゃ〜んと用意してあるんだから心配無いの!」
そう言うなり、ルーティが何やら引きずってきたのは、薬で眠らせたスタンだった。
<もしかして、その体を使えって事?>
「そういう事。分かってるんだったら話は早いわ。スタンは馬鹿が付くほど正直だから
到底やりそうもないし、リオンはあんたの事が好きみたいだしね」
要するに、ミクトラン(ベルセリオス)がヒューゴの精神を支配していた様に、スタンの
体を借してリオンとヤラせようという算段だったのである。
<では…、僕をスタンの手に握らせてしばらく待っていて下さい>
「了解!。…さてと、もうちょっと仕上げが必要ねぇ〜」
もはや、リオンに抵抗する気力は残されておらず、ルーティの成すがままであった。

“10分後”
「う…ん、あ…、手足がある…、何か変な感じだな…」
シャルティエ(スタン)は手足の感触を確かめる様に上下させていたが、自分の主人の
無事を確かめる習慣があった為に、すぐにリオンの方に目をやった。
リオンは、ぐったりとしてルーティに両胸と秘貝をまさぐられており、まるで出来の
良い竹人形の様な格好であった。
「あんたの想い人がやって来たわよ。ま、見かけは我慢してもらうしか無いわね」
シャルティエはそそくさと青いタートルネックのシャツとズボンを脱ぎ、見た目より
も筋肉質であるスタンの肢体が露わとなっていったが、最後の一枚を脱いだ所でリオン
が声にならない悲鳴をあげた。シャルティエ(スタン)のそれは予想よりもかなり太くて
立派なもので、リオンの割れ目には到底収まり切れそうなものでは無かった。

「そっ…、そんなの入らないよぉ!!、壊れちゃうよぉ!!」

涙を流し、喉をすすりながらリオンは泣き喚いた。普段の彼からは想像も付かない有様
である。

「確かに、それを処女に入れるのは酷だわ。…ちょっと待っててね」
ルーティは木箱に手を突っ込むと、ゴソゴソと何かを探し始めた。そして、何かを
行ったかと思うなり突然向き直り、リオンとシャルティエを唖然とさせた。

「じゃーん!!」

スタンのそれよりも小ぶりではあるが、それでも立派な張り形をショートパンツの間
から覗かせていたからであった。
「出来ればこんな事はしたくなかったんだけどねぇ〜」
しかし、ルーティの顔は好奇心と興奮で満ちていた。

ルーティはリオンの太股の間に割って入り、割れ目に張り形をあてがった。
「でわっ、いっただっきまぁ〜す!!」
力を入れると共に腰を一気にリオンのタイツ越しにまで沈めた。

「ぐっ!!…、いっ、痛い!。ね…姉さん…痛いよぉ………」

切り取られた部分の周りの白いタイツは血で少し赤く染まった。
「痛いのは最初だけよ。すぐに気持ち良くなるからねぇ」
(これが処女喪失の醍醐味なのよね〜、ケケケ!!)

「はぁ…はぁ…あぅ……」

端から見れば、少女がか細い美少女に肉棒を突き立てているという異様な光景であった
が、一種怪しげな魅力を醸し出していた。
一方、お預けを食らって途方に暮れていたシャルティエ(スタン)は、素っ裸のままで
その有様を見て、再び(借り物の)剛直を直立させていた。
「あの…、ルーティさん………?」
「心配しないの、今代わるから待ってて!」
ルーティは腰を上げると張り形を抜いた。
「ぼ…、ぼっちゃん……、い…行きますよ………」
「シャル…」
流石に、ルーティとは違ってゆっくりと挿入したが、それでもかなり無理があった様で
リオンは苦痛に顔を歪めた。
「くっ…う…ああっ…、シャル……シャルぅ!!」
「ぼ…、くふっ……きついです………」
ルーティは張り形を抜いて足を組んで座っており、主人とその相棒の絡みをじっくりと
見物していた。

「しっかし、これでリオンにオッパイが付いてなかったら単なるホモね…」

自分で仕組んでおいて身も蓋も無い事を言っていたが、いつまで経っても腰を振って
ばかりで進展が無いのを見て身を乗り出してきた。
「シャル、あんたのご主人をもっと満足させないといけないでしょーが!」
「え…、でも、こういった事は経験が無いもので…」
「女の子なんだから、付いてるものは付いてるんだからもっと攻めなさい!」
シャルティエは、もう破れかぶれとばかりにリオンの胸にむしゃぶりついた。おまけに
スタンのたっぷりとした金髪が垂れ下がり、リオンの肌を刺激した。

「本当に、どっちが女だか分かんないわ!」

「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…、もう…出そうです……」
いくら体力があるとはいえ、もうシャルティエも限界に達しようとしていた。
「…しゃ…シャルぅ…、お願い…、そ…外に出して…」
リオンがか細い声で懇願したのを聞いて、間髪入れずルーティが突っ込む。
「あらぁ〜、エミリアちゃんも大分女の子らしくなってきたじゃない」
そう言うと、ピンク色の乳首を指でつまみ、くりくりと揉みしだいた。
「あぅ!!」
リオンは不意に襲ってきた更なる快感に全身をのけぞらせた。
「あ、ルーティさん!!、…し、締まる………」
どうやら秘貝も締めつけが強くなったらしく、シャルティエが声にならない
声をあげた。

「………もう………げ…限界で………あぁ!!」
「シャル…や……やぁ!!、あぁぁ!!」

とうとうシャルティエは力尽き、主人に大量の白濁した毒液を注ぎ込んでしまった。

「あ…あぁ…あぁ…ぁ………」

リオンは体を痙攣させながら果ててしまった。

「…ぼ…ぼっちゃん、ごめん…、ごめんね………」

シャルティエも相当ショックを受けたらしく、剛直があっという間に収縮するよりも
早くベッドに倒れ込み、そのまま気を失ってしまった。
「ったく、最後まで『お嬢ちゃん』って言わなかったわね。しかも中出しまで…」
ルーティはマグロと化したスタンの体とシャルティエ(スタン)をベッドへ放りこむと
液体まみれで気絶している無残な姿のリオンを引きずっていった。

「あ…、ね…姉さん………」

それからしばらく後、リオンは泡で満たされた浴槽の中でルーティに体を洗われ、今は
ルーティに抱き抱えられるようにされて乳房を揉まれていた。

「綺麗な体ね…。所で、さっきはとっても感じたでしょ?」
「うん…、感じた…。姉さん、僕、妊娠しちゃうのかな………」
「ま、その時はスタンに責任とって貰うしかないわねぇ〜。あんたも覚悟を決めるのね」
「そ…そんな…」
「ウソウソ!、さっきしっかりと穴を洗ったでしょ。姉さんがちゃんと洗い流したから
大丈夫よ!!」
それを聞いて、リオンは少し安心した様だった。それを見計らってルーティはリオンの
アメジストの瞳を見つめながら言った。

「…やり方は荒っぽかったけど、これもあんたの為なのよ!。あんたも好きな人と
ヤレた事だし、これから姉妹で楽しく暮らして行けるじゃないの!!」
「じゃあ、僕はこれから『エミリア・カトレット』になるの…?」
「新しい生活には新しい名前よ。それにあんたの相棒もずっと一緒よ」
「姉さん…」

リオン…否、エミリアはルーティに抱きつき、胸に顔を埋めて愛しげに抱きしめた。
自分の妹の頭を優しくなでるルーティの顔に、あの邪悪な笑みが浮かんでいるのも知らずに…。

(妊婦プレイは普通のやり方に飽きてからの愉しみにしてるのよ…ケケケケケ!!)


何処まで行っても不幸な身の上なのは変わらない様である・・・合掌。


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