総合トップSS一覧SS No.3-032
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
人類ガジュマ科 丼兵衛氏 スタン×ルーティ 2005/05/27 2005/05/29

「あ、本当に変わってる・・・」
ルーティは自分の手を見るなり、艶のある黒い体毛に覆われている事に気付いた。
指も太くなって裏には肉球が出来、試しに指を伸ばしてみると大きな爪が伸びた。
頭に触れると、猫特有の大きな三角形の耳がひょこひょこと動いていた。
「まさか・・・ニャ」
念の為に臀部を触ってみると、彼女の予想通り立派な尻尾が生えていた。
手鏡を取って自分の姿を見ると、金色の映える大きな目を光らせた端整な姿の
黒毛の猫がこちらを凝視していた。
「早速、アイツをからかってみようかなぁ〜」
黒毛の猫は金色の中に浮かぶ、獣特有の黒い瞳を眇めた。

「スタン〜!」
「うわ!、る、ルーティ!? 何だその姿は!?」
スタンは、突然飛びかかってきた黒い影に驚いたものの、着衣でルーティのそれ
だと分かり、彼女の余りの変わり様に呆気に取られて無防備となった。
それをいい事に、猫ルーティは太い指でスタンの身体をわしっと掴んで押え付けるなり、
濡れた鼻先を押し付けながら舌でスタンの顔を舐めた。
ざらり、という猫特有の舌の感触にスタンは身震いした。
「いひっ!?、ルーティ・・・」
「ごろにゃ〜ん、猫ちゃんだよ〜ん」
(コイツ、猫になりきってやがる)
仕方無く、スタンは猫ルーティの黒い艶々の体毛を撫でると、彼女は気持ち良いのか
全身を扇情的にくねらせて、文字通りの猫撫で声を上げた。
「ゴロゴロゴロゴロ・・・」
尻尾を立て、耳をぴんと伸ばした猫ルーティはスタンの目にはとても愛くるしく写った。
(やべぇ、コイツは“萌え”る…)

「うにゃ〜ん、うにゃ〜ん・・・」
「今度は何のつもりだよ」
「…鈍い奴」
猫ルーティはスタンに臀部を向け、尻と尻尾を上げた姿勢を取り続けていた。
どうやら、スタンを“挑発”している風であった。
「そういう事か…。仕方ネェ、猫なら猫らしく、後ろからやってやるよ」
スタンは猫ルーティの腰に手を回し、ホットパンツをずり下ろすと、
そのままの姿勢で覆い被さった。
「うにゃぁああん!」
(くっ・・・来るわねぇ・・・)
「うおっ…、変な感じだな」
猫ルーティの艶のある黒の体毛が、普段とは違う不思議な感触を醸し出していた。
「胸はそのまんまなんだな」
当て布の中に手を入れると、毛むくじゃらながらも元のままの膨らみが存在していた。
「ふにゃぅぅぅぁぁぁん!」
(あぁ・・・、身体が敏感になってる・・・癖になりそう!)
もう一つの方にも指を入れると、猫ルーティは一層高い声で鳴いた。
「ふにゃぁ・・・ふにゃぁぁぁ!」
(あぁぁ・・・イィ・・・こりゃイイわ)
「くぅぅ、尻尾が当たる!」
ぴんと張った尻尾がスタンの下腹部に当たり、少なからず擦ったものだから
攻め側のスタンにとってはやりづらい事この上なかった。
だが、猫化した彼女の身体はそれなりに役得もあった。

「ルーティ、キスしてくれないか?」
「…ふにゃぁ?」
(え?・・・いいわよ、思いっきりなめ回してあげる)
猫ルーティは顔を上げるとスタンの頬に鼻先を近付け、そのまま接吻した。
「ん・・・」
猫特有のざらざらした舌触りが肌に直接伝わってきた。
「にぃ〜」
(ふふっ、コッチもなめてあげる)
猫ルーティはスタンの剛直を取り出すと、その先端をなめ始めたのである。
「うぉぉぉぉ〜!、る、ルーティぃぃ!!」
薄皮一枚だけあって、刺激は素肌の比では無かった。
「・・・・・・・・・」
(噛んじゃえ)
悪戯心を沸き立たせた猫ルーティは、あろう事か剛直の先端に牙を立てた。
「ふぎゃっ!!」
噛まれたスタンはたまらず、剛直を引き抜いて“己の息子”を労わった。
「…こら、ルーティ!」
「うにゃぁ〜ん」
(ごめ〜ん)
猫ルーティは愛らしく舌を出し、耳を後ろに下げた。
「ルーティィ!!」
「ふにゃぁっ!?」
(ええっ!?、ちょ、ちょっとぉ!)
スタンはいきなり剛直を深々と指し込んだかと思うな否や、猫ルーティを激しく
攻め立て始めたのである。彼も、猫ルーティに対抗して自らを獣としたのである。

「うらぁ〜、ルーティィィィ!!」
「うぁぁ・・・にゃぁぁぁぁ!!」
「ごるぁぁぁぁ!!」
「うぅぅにゃぁぁぁっ!!」
スタンは猫ルーティを責めつつ、彼女の首筋と大きな三角の耳を甘噛みした。
猫ルーティはたまらず嬌声らしき鳴き声をあげる。
こうした獣同士の交尾は、驚くべき事に3時間にも及んだ。
スタンは獣らしく彼女を責め立てていったが、彼にも流石に限界が訪れた。
「はっ・・・はっ・・・ルーティ、もういくか・・・?」
「う゛にゃぁっ・・・ふにゃぁぁぁっ!!」
(あぁぁっ・・・イクぅぅぅ!!)
「あだだだだだ!!」
猫ルーティは絶頂に達する時、スタンの背中に鋭い爪を食い込ませた。
たまらないのはスタンである。
「イテェなぁ・・・、ルーティ、爪立てんなよ」
スタンは痛さの余りに涙が出た。恐らく、背中を見れば赤い口紅で引いた様な大きな
引っ掻き傷が出来ている事であろう。
「うにゃ〜ん・・・スタン・・・好きぃ・・・」
猫ルーティはゴロゴロと喉を鳴らしながら、絶頂の余韻を愉しんでいた。
「ったく、しょうがねぇな、勝気な子猫ちゃんは」
スタンは猫ルーティの身体を抱き寄せると、優しく喉を撫でた。

「…あら、早速お楽しみだったみたいね」
「ハロルド、ひょっとして今度もお前の陰謀か?」
ひょっこりと様子を見に来たハロルドに、スタンは問いをぶつけた。
「そんなご大層なもんじゃないわ。男ばっかり変身して愉しむのは不公平でしょ?」
自らの行いを隠さず、しかも悪びれもしない辺りは流石である。
「…やっぱりな。という事は、猫化の薬を使ったのはルーティだけじゃないんだな」
「正確に言えば“ガジュマ化”薬ね。興味があるのなら、そこらでも回って見てみれば?
じゃ、私は失礼するわ。アンタたちのデータは取れたことだし、グフフフ…」
データ表を小脇に抱えたハロルドはほくそ笑みながら。そそくさと退散していった。
「ルーティ、これって俺達の女体化騒ぎへの当てつけか?」
以前、スタン達はハロルドが作った秘薬で女体化した事があり、見事な美女に化けた
スタン達の姿は語り草になった事があったのである。
「男になっても良かったんだけど、それじゃ新味が無くてつまんないでしょ。だから、
集まった女性陣で相談して、どうせならガジュマ化してみようって事になったの」
「それで、お前は猫にか…ヴェイグ達が見たら何て言うだろうな」
「アンタ達のオカマ姿を見せられるよか遥かに健康的でしょ」
「…それは言うな」
何はさておき、猫ルーティとスタンは各々の所を回ってみる事にした。

「おいルーティ、ひょっとしてそれ、わざとやってんのか?」
「意識してやってる時もあれば、自然に動く時もあるわよ」
猫ルーティの大きな耳は物音がする度にその方向にきょときょとと動き、長めの尻尾
は気まぐれにひょこひょこと動いていた。
「ガジュマの身体は感覚が鋭くて、結構感じるのよね」
猫ルーティは再びスタンを挑発するかの様に“キャットウォーク”で扇情的に臀部を
くねらせながら闊歩し、尻尾をくるくると回していた。
だが、街の方は猫ルーティの存在が霞むほどの騒ぎが方々で起こっていた。
勿論、獣人は『エターニア世界』には存在しない為なのだが、それだけでは無かった。
ミンツ市街を歩き回ってみると、ハロルドの言う通り何処かで見たような風体の獣人
の姿が方々で見られた。
「うひぃぃぃぃ、お助けェ!」
「夢だぁ!、これは悪い夢だぁ!」
大通りでは、ロニとゼロスが物凄い勢いで逃げまわっていた。
「これはアンタに対する天罰だよ、『ワイルドギース』!」
「逃がすかぁ〜!、今日こそあのアホ神子をとっちめてやる!」
2人を追う形で、空を飛んで矢を射掛ける翼の生えた影と、かまいたちかと思わん
ばかりの凄まじい早さで駆け抜けた影が通過していった。
「…あれは、ナナリーとしいなか?」
「雁と狐…いや鼬(イタチ)か。都合が良いといえば良いわね」
「ハロルドの奴…、もしかして、“歴史上の英雄”には皆あの薬をやったのか?」
「そうね。私達の仲間ならほぼ全員じゃないのかな」
「…大事にならなきゃいいけどなぁ」

「わふ〜」
「ルブルドゥ」
「わふ〜わふ〜」
コレットとプレセアは犬の様な姿で、独特の鳴き声を発しながらロイドとリーガルに
尻尾を振ってじゃれていた。
2人に触発されたのか、ジーニアスもねこにんスーツを着てロイドの側で騒いでいた。
「ひょっとして、“クロノア”のつもりなのかな?」
「わふ〜…、そうです」
プレセアはご丁寧にも“クロノア”の衣装まで着込むという凝り様であった。
「スタンさん、これは一体…?」
「何かの呪いなのか?」
ロイドとリーガルは困惑した面持ちであった。
「女性限定の実験さとさ。それより…金色や桃色の毛の“クロノア”なんているのか?」
「さぁね。アタシもちょっとだけ白毛が混じればそれっぽくなるかな」
「ルーティじゃ等身が高過ぎる。大体、お前は犬じゃなくて猫だろ」
「え?、クロノアって犬だっけ?」
こうして、スタン達が騒いでいる所に新たにガジュマの一団がやって来た。
「あ、スタンさんにルーティさん!」
声をかけて来た彼等は残りの女性陣…フィリア、マリー、チェルシー、ミント、
メルディ、リアラであった。
「うっひゃ〜、みんな見事に変身してる」
それぞれ、フィリアが兎、マリーが狼、チェルシーが栗鼠、ミントとメルディが
犬、リアラが子猫に変身していた。
彼女達が異様な風体で明るく騒いでいる姿は、仮装パーティのそれに見えた。

「スタン…、これは一体何なんだ?」
「僕も、事態がよく理解出来ないんだが…」
これも又、困惑した面持ちのクレスとキールが彼女達と一緒に付いて来ていた。
「マリー殿、似合っていますぞ」
「フィリアちゃん…やっぱイィなぁ!」
「アレは無理なのか…アレだなぁ」
何故か、ウッドロウとコングマンとフォッグが群れの端に紛れ込んでいた。
「あれ?、チャットとレイスの姿が見えないけど」
「クイッキーの群れの中に囲まれているみたいで気分が悪いって、パンエルディア号
に引き篭もっちまった。レイスは送って行ったからここにゃいないんだ」
「差別は容認出来ないが、体質的に駄目なら仕方が無いだろう」
「まぁ、チャットもアレだからなぁ」
「無理も無いか。…あ、あとリオンは何処だ?」
「父さ…スタンさん、ジューダスならここにいるけど」
カイルの言う通り、ジューダスことリオンはクラトスの側に居た。
「リオン…こいつまであの薬を使ったのか?」
「使ったというべきか、一服盛られたというべきか…難しい所だ」
何故か、リオンを介抱しているクラトスの説明は歯切れが悪かった。
さて、リオンは服こそジューダスのそれであったが、顔はルーティと同じく黒猫の
それで“美猫”と称するには十分な程に毛並みが良かった。
だが、普通ではないのは彼の態度であった。
ガジュマと呼ぶには、奇妙な程猫のそれであったのである。

「う゛に?」
ジューダス…リオンは袖を舌で舐めて毛繕いをすると、可愛らしく瞳をぱちくりさせ
ながら、普段では考えられない程あどけない仕草できょとんと顔を傾げた。
「中途半端な量じゃみっともない姿になるって聞いて、薬の分量を多めにしたんだけど、
予想外に効き目があり過ぎてオツムの中まで猫化しちゃったみたいね。
ま、2日か3日経てば元通りの小生意気なクソガキに戻るわよ」
「叔母様、それまでジューダスの世話をしていていいですか?」
猫リアラが聖女の微笑みを浮かべつつ、とんでもない事を言い出した。
「あ〜、別に構やしないわよ。どうせなら、色々と遊んでやってもいいんじゃないの」
性悪さにかけては猫ルーティも負けてはいなかった。
「おいおい…、それにしても、リッドとファラはどうしてるんだろ?」
「そうね。もしかしたらお楽しみの最中だったりして」
その時、スタンはカイルとクレスの顔が一瞬だけ赤くなるのを見た気がした。
(やっぱ、な・・・。考える事は誰も同じか)

「ビンゴ。本当に本番真っ最中だわ」
ファラとリッドが借りていたフラットの一室に入るなり、緑色の体毛に覆われた
ファラがリッドに圧し掛かり、獣の如くガシガシと攻め立てている光景に出くわした。
猫にしては耳が丸く、尻尾も短かった。猫というよりは熊に近いが、恐らくは熊の
ガジュマにでも変身したのであろう。その様に変身したファラの相手が猟師のリッドと
いうのは皮肉以外の何者でもない。
「あ・・・あぁぁ・・・ファラ・・・もう・・・勘弁・・・」
「うぉう、イケるイケる〜!!」
端から見れば、大きな山猫か熊が男を襲いかかり、覆い被さって屠ろうとしている姿に
見えた。もっとも、ある意味で“食われて”はいたが。
「ヒデェ・・・」
「熊と相撲が取れる怪力の持ち主だとは思ってたけど、まさか本当に熊になるとはね」
ちょっかいを出すのも億劫だったので、2人はリッドを見捨ててその場から退散しよう
とした。だが、運悪く、猫ルーティはその場にガルドの入った袋を落とした。
「仕方無いわネェ…」
寝台へ背を向けて四つん這いになった姿は、よりによって、暴走して野生化したファラ
にベッディングを披露する格好となった。
「ゴルァァァァ〜!!」
「ぎにゃぁぁぁ〜!!」
山の珍獣(?)ファラは、その怪力でリッドを放り出すなり、猫ルーティの服を強引に
剥ぎ取ってそのままの体勢のままで寝台の上にに押し倒した。
「た・・・助かったぁ」
ようやく解放されたリッドは、ほうぼうの体で寝台から這い出して来た。
「リッド、早く服を着ろ。この隙に逃げるぞ」
「でも…ルーティさんは?」
「あれでも2人を止められると思うか?」
猫ルーティは必死の思いでもがき、鋭い爪を立ててシーツを切り刻んだ。猫ルーティが
暴れる為か、熊ファラは猫ルーティの肩に牙を立てて噛みついた格好で犯していると
いう凄まじい有様である。
「…分かったよ、暫く放っておいた方が良さそうだ」

「一体、何の騒ぎだ?」
「ここで“ラドラスの落日”のミニチュア版が起きたんだと。それも、著名な女性だけ」
「何それ〜。何か、物凄く不自然なんですけど」
「あ、あれは…スタンさんにリッドさんですよね?」
彼等はブラウン博士の協力で、『リバース世界』から『エターニア世界』に招かれて
やって来たヴェイグ一行であった。
「やぁ、別世界へようこそ。もっとも、今は君達の世界と同じく獣人だらけだけど」
「その方が、俺が目立たない分行動し易いがな。ここまで目立って大変だった」
そう説明したのは大柄な黒豹のガジュマのユージーンであった。雄のガジュマを見る
のは始めてだったスタンとリッドは、その姿を不躾な程にまじまじと見た。
「…やはり、俺のようなガジュマは珍しい様だな」
「それはそうですよ。だって、私達の世界以外にはガジュマ族の存在は伝聞でしか
伝わってないのですから」
「なら、私みたいハーフは存在すらしないって事かしら?」
「ハーフはハーフでも、耳が半分とんがったエルフとのハーフなんだと」
栗色の髪の少女…アニーと緑色の髪の快活そうな青年…ティトレイ、それに不思議な
雰囲気を持った黒髪の女性…ヒルダが口を挿んだ。
「よりによって女性だけがガジュマ化とは…。ガジュマはフォルス保持者が多いのだ。
 どこかで誰かのフォルスが暴走を起こしている可能性がある。
マオ、念の為にフォルス反応を調べてみてくれ」
マオと呼ばれた赤毛の少年は、掌から四角形のエネルギー体を現出させた。
「何だそれは?」
スタンとリッドはこれ又、始めて見る物体に興味を向けた。
「“フォルスキューブ”だよ。僕達フォルス保持者は、これを見てフォルスの状態を
調べるんだ。…え、あの建物の中に2体分の反応…それも、かなり強いよ!」
「…この分だと、フォルスが暴走しているのかも知れん。止めに行くぞ」
「別世界だと思って鎮魂錠を持ってこなかったのはまずかったな」
「俺の氷のフォルスを使うしかないな。行くぞ」
水色の髪の青年…ヴェイグ…と彼等が向かったのは、先ほどリッドとスタンが
逃げ出す様に抜け出してきたフラットである。
「え?、あそこって…もしかして暴走してるのって、ファラとルーティか?」

「ほぁ〜、これが“フォルスの暴走”って奴ね」
「出来る事ならじっくりと解剖…じゃ無かった観察してみたい所だけど、このままじゃ
私達の身にも危険が及びますね」
何と、先ほどまでリッド、そして今は2匹の動物娘が言語に絶する獣姦を繰り広げて
いる寝台の真下に、ハロルドとリフィルが潜んでいた。どうやら獣人の“生殖方法”
を探っていた様だ。
「雌型のデータは十分採取できた事だし、今度は男性にも投与してみるべきね」
「ガジュマ化同士で交配させてみるのも面白いかもね」
「でも、今は目の前にある問題を如何に解決するべきね」
「…この分だと、当分ここから出られそうに無いわ」

数分後、フラットの一角が突如火を吹いて窓ガラスが吹き飛び、次いで窓から大量の
樹木や蔦が生え、挙句に落雷が落ちるという前代未聞の怪現象が起きた後に、2体の
獣人と2体の学者風の人が封じ込められた巨大な氷柱が発見された。

…こうして、新たなテイルズ世界と、新たな都市伝説が同時に誕生したのであった。
                                  [続く?]


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