総合トップ>SS一覧>SS No.4-042
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
無題 |
716氏(16スレ目) |
セネル×クロエ |
2005/11/24 |
2005/11/25 |
「みんな、今日はここで休もう」
日がだいぶ傾きはじめ当たりは暗くなりだしていた
ウィルは休みやすそうな場所を見つけると野宿の準備を始めた
「また野宿か…」
クロエの口からため息と同時にそんな言葉が漏れる
「ま〜た野宿だね!!セ〜ネセネ!!」
「んっ?あぁ…」
本来なら野宿が続くとグチをこぼすのは決まってノーマなのだったが
最近では野宿になっても文句も言わなくなった
「なぁ、ノーマ
なんでそんなに野宿になると元気なんだ?
私はもう野宿は飽き飽きだ…」
「クーには野宿の良さは分かんないよ♪ねぇ、セネセネ」
「俺に振るな、俺に」
(野宿の良さってなんだ?)
ウィルとクロエは心の中でそう思った
野宿準備が終わったころには辺りは真っ暗になっていた
「ふむ、食事も終わったことだ、暫く各々で休憩だな」
「よーし!!セネセネ♪周辺の探検開始だぁー!!」
「うわっ!!引っ張るなって!!」
ウィルの言ったことに待ってましたとノーマはセネルの腕を掴み引っ張る
最近はいつもこのパターンである
「ノーマ、いつも気になっていたんだが毎度毎度二人でなんの探検をしているんだ?」
「な・い・し・ょ♪」
不気味だ。クロエは激しくそう思う
そして怪しいと…
二人は森の中に入って行った。ノーマは楽しそうに、セネルは仕方なそうに…
「あまり遠くに行くなよ」
「はぁーい!!」
ウィルの忠告がノーマの頭の中に入ったかどうか定かではない
二人が森に入ってからかなりの時間が経つ
そろそろ寝ないと明日に影響がでてしまう
「ちょっとクーリッジとノーマを探してくる」
「あぁ、頼む
まったく世話ばかりかけおって…」
二人を探しに森の中に入るクロエ、この辺は大した怪物は出ないと言っても夜だから油断は出来ない
まさか…とクロエの頭に不安がよぎる
「二人はどこへ…
んっ?あちらから声が聞こえる…」
風邪の音もなく無音の森の中から聞こえる声
……女か?
微かに聞こえる声の方へ足を運ぶクロエ
「セネ…セネッ!!気持ちいい!!はぁ…ひっ!!んぅ…はぁ」
「おい…あまりでかい声だすなって!!」
クロエの目に映る光景、クロエも二人が何をしているかすぐに分かった
「くぅ!!…ノーマ、俺もう…」
「いいよ…セネセネ
はぁ、んぅ…中にいっぱいだしちゃって…」
「やめ!!中は駄目だって…うぁ!!」
セネルは中で出すことを拒んだみたいだがノーマはセネルの体を足で抑えつけ離さなかった
「えへへ…妊娠したら…セネセネ責任とってよね♪」
「馬鹿!何言ってんだよ…」
こんなことなら探しに来なければ良かった
激しい嫌悪感
そしてノーマに対する嫉妬心
ノーマが羨ましい?
いや、そんなはずはない。そんなはずは…
だが確かにノーマを羨ましがる本心は自分の心の中にあった。
クロエは自分の気持ちを抑えるため足早にその場を後にした
「クロエ!!二人は見つかったか!!」
気付けばクロエは野宿をしている場所に戻っていた
考え事をしているクロエの耳にウィルの声がはいり我に帰る
「んっ?あっ、ああ…二人ならすぐ戻る…」
「あの馬鹿者共め!!帰ったら説教だ!!」
二人はクロエが戻った少し後に戻ってきた
戻ってくるなり二人はウィルに怒鳴られている
さっき見たこと?…言える訳がない
ノーマの奴!!クーリッジにくっ付きすぎだ!!
二人がウィルの説教を受けている間クロエの心にはノーマに対する憎悪が渦巻いている
「さぁ、もういい加減寝るぞ
」
「俺は見張りをしている」
セネルは説教されたことが不服なのだろう
誰が見ても不機嫌そうなのは明らかだった
もうみんな寝たのか?よし、今なら…
「なぁ、クーリッジ?」
「うぁ!?びっくりしたな!!クロエか」
突然話しかけたクロエにセネルは驚きおののく、もちろんクロエはセネルを驚かすつもりで話しかけた訳ではない
「すっ、すまない!!ちょっと話いいか?」
「あぁ、別にいいけど…」
沈黙…なんだよクロエの奴話があるんじゃないのか?
「なぁ、クーリッジ。……私見たんだ、さっき…」
「何を?」
「クーリッジとノーマが森の中で、その…二人でしてるとこ…」
見られた!!
セネルの頭の中にはとっさの言い訳がいくつも浮かんだ
だが、どれもまともなものじゃない
「クロエ…軽蔑したか?」
「あぁ」
クロエの性格からすると当然の返事だろう
「だが、私にもノーマと同じことをしてくれるなら前言を撤回しよう」
「はぁ?……っ!?」
その言葉に耳を疑う暇もなくセネルの唇はクロエの唇によって塞がれた
クロエの体臭が臭覚に触る。甘酸っぱいような女の香りだ
「……私は、クーリッジ…お前を誰にも渡したくない」
「クロエ…」
「ほら、んぅ…私のここはもう大丈夫だぞ…」
クロエは自らの意志で服を脱ぐと既に感情高まり濡れそぼった秘部をセネルの前に見せ付けた
「おい!クロエ!!お前おかしいぞ!!二人が目を覚ます前に…」
おかしい?そうかもしれない…だが、もう止められない。
クーリッジは私だけの…
「いいんだクーリッジ…、二人が目を覚ましたって…見せ付けてやろう…」
クロエは止まらない
クロエの手がセネルの下半身に伸びたかと思うと既に大きくなった陰茎を下着から引きずりだした
「まずはクーリッジを気持ち良くしてあげないとな…」
クロエはセネルの陰茎を優しい手で包み込むとゆっくりと口の中にほおばった
「ふむぅん…大きい…な、初めてだけど…クーリッジのためなら…」
クロエの頭が動く度に唾液が陰茎に絡み合い、くちゅくちゅと音をたてる
時には舌で亀頭を撫で回し、強く吸ったり弱く吸ったりと強弱をつけセネルを攻め立てる
「はぁぅ…む、クーリッジ…んぅむ…どうだ…?」
「やめろってクロエ…俺は…もう…」
駄目だ!!クーリッジの精液は私の中に!!
セネルの限界を悟ったクロエは陰茎から口を離し、セネルへ馬乗りになる
「イクのは私の中でだ…」
「うぁ!!クッ、クロエ!?」
クロエの中に陰茎が入っていく、少しずつ入っていく度にクロエの顔は苦痛の表情を浮かべる
「ちょ…っときついな…はぁ、くっ!?」
大丈夫なのか、こいつ?まさか、初めてじゃないのか?
「やめろ!無理するな!!」
「私なら…心配無用だ…、それより…んんっ!動くぞ…」
見た目からもクロエがかなり無理しているのが伺えた
だが、そんなことに構いもせずに腰を動き始める
最初のうちは動きもぎこちなく、ゆっくり動いていたが、クロエの感情も高まり次第に動きも早まる
「クー…リッジ…うくぅ…はひぃ!!気持ちいいか?…はぁ…あっ!!」
「もうだめだ…出るからもう離れて…くれ!!」
出る?出るって精液がか?クーリッジは私だけのものだ!!離すものか!!
「離すものか…クーリッジ…好きだ…」
「クロエ…うぐ!!ぐぁあ!!」
絶頂にいたったセネルはクロエの中で果てた。クロエは満足げな顔セネルは後悔の顔
「クーリッジ…私だけの……」
「おい、クロエ!!……寝てるよ……」
安らかな寝顔、こんな幸せそうなクロエの顔は見たことがない
シャーリィとした時も
シャーリィ、こんな顔してたっけ…
シャーリィ…
終わり
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