総合トップ>SS一覧>SS No.6-073
作品名 |
作者名 |
カップリング |
作品発表日 |
作品保管日 |
デオ峠にて |
232氏(25スレ目) |
リグレット×ルーク |
2007/12/10 |
2007/12/21 |
『つ、強ぇ…!?』
アクゼリュスへと向う道中、ルーク一行は待ち伏せしていたリグレットによって苦戦を強いられていた。
ライフボトルを使い切り、仲間が倒れ闘えるのはルーク一人となり、彼の心から焦りと恐怖が生み出され、
剣を地に落とし、逃げようとして足を転ばせるルークの前には親善大使の自分を見下すリグレットの姿。
『情けない…これがアッシュのレプリカとはな』
『や、止めろ!来るなぁ…!』
六神将のアッシュとルークを比べるリグレットに失笑が浮かばれる。
(少しの間でも時間稼ぎしておくべきか)
リグレットはルークの身体に跨がる様に立ち、
倒れた体勢のルークは視線先にリグレットの黒いスカートに見え隠れする下着を捉え、息を呑んだ。
(く、黒だ――!?)
と、状況すら考えずリグレットの下着に釘付けとなるルークに鉄槌が下された。
グリ――!!
『あぁぁ――!』
『私には貴様が何処を見ているか分かる…変態め』
ブーツの踵による股間の踏みにルークのソレは刺激を求めるかの様に内部を血が流れ始め、
リグレットはソレを手探りに素早く衣服から取り出した。
『何しやがる、止めろ!』
『なら何故私の下着を眺めていた?』
『そ…それは――』
ルークの戸惑いにリグレットは代わりとして答えた。
『気持ち良くして欲しいからだよ、お前は』
『……………』
心構えが見栄を張るだけのルークを御し易いとリグレットは案じてルークの肉棒を片手に持ち、
スカートの裾を僅かに上げながら誘惑に等しい尋問を掛ける。
『あ…あぁ…』
『されてみたいだろう?貴様も男だ…私に身を委ねれば――』
リグレットは一種のデモンストレーションとして肉棒を上下に扱き始め、
ルークの顔にはもはや闘おうとする意思すら無く、彼女に快楽を求めるだけの意思しか残されていなかった。
『――これ以上のコトをしてやる』
『――し、してくれ』
リグレットの吐息にルークの中で何かが爆発し、上半身だけを起き上がらせ、何かを訴える様な瞳を見開く。
『聞こえないな』
『お、俺を気持ち良くしてくれ――』
『して下さい、だろうが』
『お、俺を…!――気持ち良くして下さい!』
ルークの瞳に服従の文字が浮かび、
リグレットはその言葉を聞くと扱く速度を上げ、彼を初めての快楽へと誘った。
『き、気持ち良い――!』
『まだまだ坊やだな…』
銃の扱いを熟練した彼女にとって似た肉棒の扱い等、造作も無い。
『あ…あっ…あぁ!』
『舐めなさい、ルーク』
驚愕するルークの前にリグレットの濡れた秘所が蜜の糸を引き、彼女の言葉に惹かれながら従順に舌を使う。
『ん…その調子だ…』
『で、出る――!』
意思の絶頂は肉棒の限界を超え、峠の岩にルークの精液が飛び交った。
(射精したか…レプリカとはいえ、生殖など出来ない筈だ)
(ハァ…ハァ…)
息を上らせるルークの肉棒は脈を打ちながらリグレットを求めた。
『挿れるぞ…』
『うっ!?ぐっ…うぅ――!』
容赦無いリグレットの挿入にルークは驚きの表情を浮かべる。
(お、俺のモノが…中に入った――!?)
間髪入れず騎乗位での激しいピストンにルークは言葉も出なかった。
(こ、こんなに気持ち良いなんて…!)
リグレットの内部は肉棒によって掻き回され、彼女の表情にも快感による喜びが芽生えた。
(わ…私がレプリカ風情に…ぃ…!)
甘く見ていたつもりが、時既に遅く、二人のピストンによる運動は速度を増し、互いに絶頂へ上り詰める。
『ル、ルーク…!』
『う、あぁぁぁぁ――!』
リグレットは痙攣する中に人工的な精液を吐き出され、
僅かに立ち上がると愛液塗れとなって横に俯く肉棒を抜き、岩に背中を預けて倒れるルークの耳元に静かに囁いた。
『ティアにもしてやると良い』
『え――っ!?』
リグレットは苦笑を浮かべると人数分のライフボトルを地面に置き、
跳躍しながらイキ果てるルークを尻目にアクゼリュスの方向へと姿を消す。
『――こ、こうしてる場合じゃねぇ!』
ルークは人数分のライフボトルを使用し、
無事に復活したティア達は一人剣を手に立ち尽くすルークに称賛を贈った。
『ルーク、やるじゃないか!』
誰もがそんな言葉を贈り、アクゼリュスへと足を進める中、
ルークはティアの胸を横目で一瞥し、密かに妙な野望を抱いていた。
(あのメロン…必ず俺の物にしてやる!)
投下終了。
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