総合トップSS一覧SS No.6-086
作品名 作者名 カップリング 作品発表日 作品保管日
天才少年でもわからないこと もきゅもきゅ氏 プレセア×ジーニアス 2008/03/25 2008/10/16

ロイド達はある町で休憩をしている途中だった。
そして、今夜はこの町の宿屋で過ごそうというある一人の意見(ゼロス)からここで泊まることになった。
やく、2名は猛反対していたが(ロイド、コレット)その理由がわかった―というより察しただが―のはゼロスだけだった。
しかし2人の反対はあっけなく打ち砕け、一晩はこの町で過ごすことになった。

そしてその日の昼―

「なあゼロス、このマッサージ機すっげー気持ちいいよな!」
ロイドが勇ましく言うと
「ああ。こいつはこの町にしかおいていないんだぜ」
と返事を返す。
そんな会話をしている内に
「ロイドーゼロスーあんまりマッサージ機ばっかり乗ってるとおじいさんになっちゃうよ〜」
とジーニアスが声をかけてきた。
けっ、という顔をしているゼロスを無視して、
「ジーニアスも座ってみれば〜。すっげー気持ちいいぜ〜」
といった。
「ロイドがそう言うなら僕もやろうかな〜」
そんな言葉をいいながらジーニアスがマッサージ機に近づいたときに、
「なにをするんですか?気持ちいいとか・・」
とプレセアが話しかけてきた。
「ああ、このマッ・・」
「性行為だ」
ロイドがしゃべっている途中にゼロスが大嘘をついた。
固まっているロイドとぽかんとしているジーニアス。
どうやらジーニアスは性行為というのがなにかわかっていないみたいだ。
「性行為・・ですか・・」
「そうそうこいつらそんな話してんだよ〜まったく!」
(よく言うぜこの大馬鹿野郎!!!!!)
そう思っているロイドだがそんなこと口にだすと言い訳に聞こえてしまいそうなのであえて出さない。
(でっひゃひゃ。これでロイドとジーニアスは嫌われフラグ成立!一気にプレセアちゃんの俺様の株がアップ!)
どうやらこの町に泊まると言い出したのも目的はこれらしい。
こうなることを予測してマッサージ機のあるこの大広間でロイドをおびき寄せた。
ついでにジーニアスも嫌われたからラッキー!と思っていると
「ジーニアスとなら・・いいです・・」
とゼロスの計画にはまったく入っていない言葉がかけられた。
「俺となら!?」
すかさずロイドが聞く。うしろで聴覚のよすぎる人物が聞いていることもしらずに。
「嫌です」
と、かなり即答で。
「ちょっとまてまて、俺様は〜」
「絶対に嫌です」
(俺様そんなに嫌われていたのか?)
ゼロスは計画もパーになってしまったのとその言葉でかなり落ち込んでいる。
いっぽうジーニアスは何の話をしているかまったくわからずに、
「僕となにをするの?」
とプレセアに聞く。
「今は秘密です。夜になったら教えてあげます」
少し赤くなっていたが、ジーニアスは気づかずに、
「わかった」
とだけ返事をした。

―そうこうしているうちにもう夕方になって大広間で夕飯を食べた。
やたらロイドとゼロスが暗かったが気にしている人はいなかった。
ものすごく笑顔の人物が1人いたがそれを気にしている人もいなかった。
そして夕食後みんな部屋に戻ることにした。
今夜は貸切である。
部屋も1人1人別々に借りている。
もう10時をすぎたころに本を読んでいるジーニアスの部屋にノックの音がかかって
「だれ?」
と言うと
「私です」
とプレセアの声
「入っていいよ」
ドアを開け入ってきたプレセアはパジャマ姿だった。
(せいこういって何をするのかな?)
と思っているときにいきなりキスをされた。
(!?!?!?!!)
さすがに頭が混乱した。まったく状況が理解できていない。
プレセアはそんな状態のジーニアスもお構いなしに舌を入れてかき回した。
「ぷぁ、ふぁ」
プレセアが口を離したが、声が出ない。なにが言いたいのかわからない状態になってしまっている。
「ジーニアス。いまから行うのが性行為です」
「プ、プ、プレセア、え、あ、えっと、」
「落ち着いてください」
と言われて、一分ほどで落ち着くことができた。
「落ち着きましたか?」
「うん…」
プレセアは少し赤くなっていたが、ジーニアスはものすごく真っ赤である。
「あの…プレセア」
「はい?」
「性行為ってどんなことするの?」
単純に思っていることを口に出してみた。
「それは…口で説明しにくいので…言う通りにしてくれますか?」
ジーニアスは少し戸惑ったが
「わかった。じゃあプレセアの言うとおりにするよ」
と言う。それを聞いたプレセアが
「では服を脱いでください。」
とさらりと口にした。
「ええっ!?」
性行為をしらないジーニアスには当然の反応かもしれない。かなり驚いている。
「えっと、つまり、性行為とは裸の男女がひとつになるということですね」
その言葉を聴くと、ジーニアスは混乱を通り越して固まってしまった。
そしてまず頭の中を整理した。
(僕となら裸で抱き合ってもいいってこと?)
(ロイドとゼロスがだめで僕だけいい?)
(ということはプレセアは僕のことが好き!?)
結論が出たところでプレセアが
「ジーニアス?大丈夫ですか?」
と聞いてきた。
「プレセア、好きだ!!!!」
いきなりジーニアスが叫んだ。
プレセアは驚いたが
「私も好きです」
と小さく言った。

「・・・・・」
「・・・・・」
沈黙が続いた。
が、
「そろそろ続き・・しましょうか?」
というプレセアの声に沈黙は破られた。
「う、うん!」
その返事を聞くとプレセアはジーニアスにキスをした。さっきより深く。
今度はジーニアスから先に舌を入れた。
「ふ、ふぁん」
「はぁ、ふぁ」
2人は唇を離した。下のベッドに唾液がこぼれ落ちた。
「じゃあ、私も服を脱ぎますから、ジーニアスもお願いします」
「うん、わかった」
そして2人は裸になった。
プレセアがジーニアスの手を掴むと自分の胸にあてた。
「次は胸を揉んでください」
「えっと、こう?かな?」
ぎこちない動きでプレセアの胸を揉む。
「ひゃ、んあ、ふぁ」
「え、あ、痛かった?ごめん」
ジーニアスはプレセアがどう感じているのかわからないので手を止めた。
「続けてください気持ちいいです」
「気持ちいいんだ?」
「はい」
(女の子って胸を揉まれたら気持ちいいんだ)
そんなことを思いながらプレセアの胸を触る。
「ジーニアス、もういいです。次はここを触ってください」
またジーニアスの手を引っ張り、今度は自分の秘所にもってくる。
よくわかっていないジーニアスも本能で興奮してきた。
「どうすればいいの?」
「適当にさわってください。」
言った通りに適当に触られるが、その適当な動きが気持ちよくて声が出る。
「はぅぅ!ふぁぁ!ふぅ!」
ジーニアスは本能で舐めてみたいと思い、プレセアの秘所を舐めた。
「ふぁぁんん!!ひゃあ!あ!ふぁあ、あ、んん」
プレセアが絶頂に達した。ジーニアスもそれに気づいたのか舌をとめた。
「はぁ、はぁ、次は、ジーニアスを、気持ちよくします」
「え?あっ!」
とっさにジーニアスの分身を舐めた。
「プレセア、なんか、気持ち、いぃ」
ジーニアスは初めての感覚に心を任せていた。
そして、絶頂しそうになるが、それがどういうことかもわからずにプレセアに射精した
「うわ、ご、ごめんプレセア!」
「いいんです」
ジーニアスは自分の精液まみれになったプレセアに謝る。
(なんか、変なのが出たな〜)
と思うジーニアスだが
「そろそろ、入れてください」
と言うプレセアの声にかき消されて、そのまま返事をした。

「えっとこれをそこに?」
「はい…」
「じゃあ、いくよ」
そう言うと、ジーニアスの分身をプレセアの秘所にいれた。
「ふぁ、やぁ」
そして、ジーニアスが進んでいる途中で障害にあたる。
「そのまま、進んで、ください!」
プレセアが力強くそういった。
「う、うん!」
そしてジーニアスがそこを越えると、
「痛、痛いぃぃ!!」
とプレセアが叫ぶ。
「だ、大丈夫!プレセア!!抜こうか!?」
「お願い!します!続けて!!」
心配になったジーニアスがプレセアに聞くがプレセアはこう言う。
「で、でも…」
「大丈夫です!!その!まま!」
わかった、と言う風にジーニアスはこのままプレセアの中を進む。
「うん!じゃ、このまま、続けるよ!」
「は、い、気持ち、いいで、すか?」
「う、ん、プレセアは?」
「私も!です!痛みも、ひいて、き、て、気持ちよく!なって!」
2人はお互いの気持ちを確かめ合った。
そして、
「ふぁ、あ、ああああああ!!!!!」
「う、あ、ああああ!!!」
と、2人は同時に絶頂に達した。
ジーニアスはそのままプレセアの中に射精した。

「これが性行為です。」
「そう…なんだ…」
行為を終えた2人は本題にもどっていた。
「男の人から出る白い液体は精液といいます。
それが女の人の中にある卵子が合体して赤ちゃんになります」
「え……?じゃあ…」
ジーニアスはものすごく不安になった。
妊娠ということはジーニアスもしっていたのである。
そんなジーニアスの不安を察したように、
「でも大丈夫だと思います」
とプレセアは声をかけた。それに付け足すように、
「また、しましょうね」
と笑顔で言った。そしてジーニアスも笑顔で、
「うん!」
と答えた。

―同時刻―

「ロイド〜プレセアちゃんに『俺とは嫌か?』って聞いてたよね?あれってどういう意味?」
ものすごく笑顔だが内に秘めてる思いはかなり大きく恐ろしいものがある。
「いや、俺のこと嫌いかどうか……」
「なら、そう聞けば良かったんじゃないかな?」
「いや、その………すいませんでした………」
「うふふふ♪今夜は寝かさないよ〜」
そう無邪気に笑う神子がいた。


―翌日
リフィルが
「みんな準備はよくて?」
と聞く。

「はい・・・・」
妙にやつれたロイド
「はい!すごく元気です!」
やたら元気なシルヴァラントの神子
「僕らはオッケーだよ」
勝手に複数形にするジーニアス
「はい」
となんの疑問もなくジーニアスに同意するプレセア
「あたしもオッケーだよ」
「準備は完了している」
いつも通りである2人。
「はい・・・」
という元気のない返事をするテセアラの神子。
今日も楽しい一日になりそうである。

終わり


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